リハビリテーションRehabilitation

ベッドサイドから社会復帰までの連続性を持ったリハビリテーションを目指します

片木脳神経外科では、一般的な急性期リハビリテーションの概念を超えた、意識障害を持った方への発症後2週間以内の急性期に特化したリハビリテーションを行っております。

片木脳神経外科のリハビリテーション

PT(Physical Therapy)- 理学療法

意識障害のある患者さんに対し、超急性期より離床を促すように前もたれ端座位を実施し、 意識障害、廃用症候群※の改善に努めています。

※廃用症候群とは、過度の安静や寝たきりなど、体を動かさない状態が長期間続くことで、身体や精神に起こる様々な障害の総称です。

OT(Occupational Therapy)- 作業療法

前もたれ端座位訓練と同時に机上動作、感覚入力を中心とし意識障害改善に向け取り組んでおり、 自助具等の社会資源を活用し、活動範囲を拡大しています。

ST(Speech-Language-Hearing Therapy)- 言語聴覚療法

超急性期より球麻痺症状、失語症に対しベッドサイドから介入しています。また急性期の食事場面 では安静度の変化に応じて、前もたれ端座位での食事動作を促すようにアプローチしています。

チームリハ

医師、看護師、リハビリ、管理栄養士等と毎日の回診、カンファレンスを行い、1日でも早く 在宅復帰、社会参加ができるように支援しています。

前もたれ端座位とは

前もたれ端座位(たんざい)とは、ベッドや椅子などの端に足を下ろして、背もたれに頼らずに座る姿勢のことです。
前傾姿勢では肺が圧迫されにくくなるため、呼吸がしやすいのがメリットです。

前もたれ端座位は、通常の端座位と比較して姿勢が安定しやすいため、初期の段階での座位保持の練習として使われます。特に体幹や筋力の弱い人にとって座位の自立性向上に役立ちます。

前もたれ端座位
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